読後感シリーズ

アウトプットの練習用です。

雑記

速度制限、イヤホンなし、本もない。何もできないので文章書きます。寝たら2度と帰れなくなるので寝ない。

人と沢山話をした。親しい人間で、一滴も飲酒していないのになんだか酔ったような心地よささがある。11月下旬にしては暖かった天候と、楽しかった気持ちにきっと酔っているんだと思う。ご時世柄どこでどれくらい人と会うかは難しい問題もありますが、個人的には会話をしてくれる人がいてくれるのはありがたいものですね。

人に褒められたり期待されるのがあまり得意でなくて、「次からは褒められた/期待された部分を一生維持しないと失望される」とか「自分と話すと会話に困るからとにかく社交辞令的に褒めているのでは」と考えしまう。真摯な声をかけてくれる人には失礼な話だね。だけど最近反射で喜べるようになってきた。図太くなってきたのか、やっと人の感情にまっすぐ向き合えるようになったのか理由はわからないです。人と会う機会が減ったから、会話による感情の変化を必死に享受してるだけかもね。

電車の最端の椅子の横の壁は、沢山人が寄りかかるから擦れて妙につるんとしているし変色している。かくいう私も今そこに磨きをかけている。とかくどこでも寝られてどこでも夢を見る性質。夢の中でよく訪れる場所は、青写真の描き方さえ学べば部屋の間取りが描けそうだ。悪夢も吉夢もエログロナンセンスな夢も色とりどりに見る。でも本人の性質までは変わらないようで、夢の中で尊敬する人物に会うたびに冷や汗をかいて嘔吐している。夢というくらいだから自分が一番夢のような振る舞いをして欲しいものである。

カラフルなスニーカーを履いた奴が立ちながら船を漕いでいる。また1人降りたことのない駅に降りていく。7両車はもうすぐ伽藍堂になりそうだ。今日この電車に乗った人間はもしかしたら自分の見ている幻覚かもしれないが、乗り合わせた人間が揃ってマスクをつけていることが幻覚でないことの証左なのは斬新だけどいささか夢のない話だな。忘れなければ明日は豚肉を炒めよう。忘れたら忘れよう。家に着きました。