読後感シリーズ

アウトプットの練習用です。

雑記

多方向に街灯がある道を抜けていく時、複数生えた自分の影が次第に収束して濃くなるのを見る。良い面と悪い面とどちらともない面が合わさって人間になることのメタファー。

めっきり寒くなったもんです。レゴブロックで作ったみたいなテクスチャの古い団地と、その間の黄色いイチョウの木を見ながら書いている。紅葉もイチョウも暖色に変わるのに、それは寒冷の到来を示すものであるのが不思議ですね。

心のこもったとか、熱量のあるとか、とにかくそういう薄っぺらでない文章を作るには、怒りや殺意を持って筆を走らせることも一手法のようです。側からどう見えてんのかはわからんけど、あまり怒りも殺意も持つことがない人間と自負していて、これはもう周りの環境さまさまなのか、感情がマジで摩耗してんのか知らないですけど。クリエイターでもないので別に名文を産む必要はないけど、そういうの憧れるじゃないですか。だからとりあえず最近は汚れていく排水溝に怒ってます。そのうち排水溝の太宰治と呼ばれる日が来るかもしれないのでお楽しみに。

通りすがりで見かけた黄色いハイカットのコンバースが目を引いた。電線のふくら雀のようにくっついてガチャを引く画面を見つめる中学生。サラリーマンから伸びた赤いイヤフォンケーブルが隣の老人の鞄に寝ている。12月も真ん中過ぎてますね。はやくcyberpunk2077をやる時間が欲しい。